趣味を特技に!乗馬体験ビギナーを応援します
HOME >  はじめての乗馬講座 >  乗馬用語の応用編

乗馬用語の応用編

「乗馬用語の基礎知識」の次のステップ、応用編について説明しています。

ワンランク上の乗馬用語を学ぼう!

乗馬コントロール編

  • 伸長(しんちょう)常歩・速歩・駈歩の歩幅を伸ばす事を言います。この時のポイントは、前肢と後肢の歩幅を同じように伸長させる事にあるそうです。
  • 後退(こうたい)2節の斜対の運歩で後方に行進すること。方法は、手綱をゆずって馬の頭頸を少し下げ、立つことを意識させて自分の両脚と騎座を締めます。そうすると、馬が全身気勢をしてくれます。
  • 後肢旋回(あとあしせんかい)ピールエットとも言います。後肢を支点にして足踏みをしながら、前肢を交差させて前躯を後躯の周囲で旋回。360度旋回と180度旋回(ハーフピールエット)があります。
  • 前肢旋回(まえあしせんかい)馬が前肢のどちらかを軸にして後肢を交差させつつ、前肢の外周に沿って、後躯を旋回させる運動を言います。左前肢旋回は、左脚で腹帯のすぐうしろを1歩ごとに圧迫。右脚は腹帯のうしろへ引き、1歩ごとに馬の動きをコントロールします。
  • 襲歩(しゅうほ)駆歩で全速力を出して走る状態のこと。例えば競馬では、最速時200mを約11秒で走ることが出来るのです。
  • 肩を内へ(かたをうちへ)馬の頭から尾までを進行方向とは逆のほうへ均等に屈曲させる、内方姿勢での横運動の事を言います。
  • 押した手綱(おしたづな)回転方向とは逆の拳で馬の首の付け根を回転方向へ押し、馬の頭部を押している手元のほうへ傾かせ、頸を回転方向へ押しやる事です。
  • 屈撓(くっとう)扶助によって頸を弓なりに湾曲させたり、輪乗りの円に沿って全身を湾曲させたりした状態を言います。
  • 斜め横歩(ななめよこあし)斜め横歩は、右斜め横歩と左斜め横歩の2種類。右斜め横歩は、右斜め横へ進みます。左斜め横歩では、左斜め横へ進みます。この場合、馬は軽く右へ内方姿勢を取り、左斜め前方に肢を交差させながら進みます。
  • ハーフ・パスまず、馬体を進行方向に均等に曲げます。次に肩を後躯のやや前方に進めて二蹄跡上を行進。外側肢は、内側肢の前を交差させながら進んでいきます。
  • 手前転換(てまえてんかん)進行方向の変更。
  • 踏歩変換(とうほへんかん)右駈歩から左駈歩へ、またはこの逆での空中で行う変換。
  • 減却(げんきゃく)停止するため、馬にスピードを落とさせる事を言います。やり方は、自分の両足を締め、馬の首筋を伸ばし、控え手綱にすると馬は、次第にスピードを落としながら頭頸を上げ、後肢を踏み込んで停止します。

馬の動作

  • はみを受ける(はみをうける)馬が正しいバランスを保ち、きちっとした推進力を維持している状態のこと。
  • 収縮(しゅうしゅく)馬が次の動作をすぐにでも始められるような体制を整えている状態を指します。馬の体が短縮して背を丸め、後肢が馬体の下に深く入り込みます。
  • 逃避(とうひ)障害飛越で馬が障害物の直前で横にそれ、飛越しない場合を言います。
  • 拒止(きょし)馬が障害飛越をして障害物の前で急停止、飛越しない場合のこと。

練習編

  • 鐙上げ(あぶみあげ)騎手の騎座の安定と確立を体得するための練習法のひとつ。練習では、常歩・速歩・駈歩で地上横木・キャバレッティをまたぎます。鐙を使わない時は、託鐶のところへ上げるか、鞍の前橋あたりで左右の鐙を持ち上げ、交差させておくと良いのだとか。
  • 蛇乗り(へびのり)練習図形の一種です。ちょうど蛇がくねるように、左右交互に半円を描きながら、方向転換の練習をします。円の大きさや図形は特に定められていません。

道具編

  • マルタンガール 馬がはみ受を嫌がって頭を高く上げたり、振ったりさせないための物。一端を腹帯につける革ヒモと首輪から出来ています。前肢の間から首輪を通じ、腹帯につながる革ひもを鼻革の下部に連結させます。
  • 小勒(しょうろく)水勒はみの小型のもので、大勒はみと組み合わせて使います。大きさや型はさまざま。
  • 水勒はみ(すいろくはみ)標準的なものは、中央で連結されて自由に折れ曲がる棒状の金属。その両端には、手綱を付ける輪があります。
  • 無口頭絡(むくちとうらく)はみなしの頭絡のこと。厩舎や馬房などにいる馬体の手入れをする際、装着される。
  • 調馬索(ちょうばさく)乗馬訓練や調教で使われている、約6mあるヒモ。調教師・指導員が馬の頭部に付けて持ち、この長さを半径とする円周上で馬を運動させます。

その他

  • はみ受(はみうけ)馬の下顎の切歯と隅歯との間にある、歯の生えていない部分の名称。また、手綱を通し、自分の手と馬の口中のはみとの接触を維持させる感覚のこと。
  • 熊癖(ゆうへき)厩舎や馬房にいる時に馬が体を左右に揺する、悪癖のこと。
  • 夜目(よめ)肢の前膝と飛筋直上部の内側にある、丸く盛り上がった白っぽい角質部分。
  • 蹄跡(ていせき)馬の前肢と後肢の踏み跡。馬場の柵に沿った、1m内の線のことも言ったりします。
  • 裏掘り(うらほり)馬体の手入れとして、馬の蹄の裏に詰まった土や石などをとり除くことを言います。また、その道具「鉄爪」の別名。
    裏堀りは、オクサー障害物の名称の1つとしても使われています。平行障害物になっており、2本の横木(または板)による障害物で間隔を開けて行います。