乗馬用語の基礎知識
乗馬をはじめるにあたってぜひ知っておきたい、最低限の乗馬用語を紹介します。
用語を理解してレッスンに備える
このくらいの用語を知っていれば、レッスンがより理解しやすくなりますよ。
- 脚(きゃく)
騎乗している人の膝から下の部分。脚で馬に指示を出すとき、「脚を使う」と表現します。 - 扶助(ふじょ)
騎乗者が、馬に対して指示を出すときに使う合図。主に脚(きゃく)、拳(こぶし)、騎座(きざ)が主な扶助として使われます。扶助が弱いと、馬がなかなか指示に従わないこともあります。 - 拳(こぶし)
手綱を握った手のことで、扶助のうちの1つです。この拳で、馬に方向の指示やブレーキを伝えます。 - 騎座(きざ)
座骨や太ももの内側で体重移動を行い、馬に指示を出す扶助の1つ。 - 副扶助(ふくふじょ)
扶助を補うための合図。鞭(むち)や舌をチッチッチッと鳴らす舌鼓(ぜっこ)などを使います。 - 鞍(くら)
馬の背に置いて人が乗るための道具で、鐙(あぶみ)や腹帯とセットで使います。 - 鐙(あぶみ)
騎乗者が鞍に座ったときに足をかけるところ。 - 鞍数(くらすう)
馬に乗った回数のこと。騎乗経験を示すときに使われます。一般的には、1鞍45分程度。 - 歩度(ほど)
馬の歩幅。 - 愛撫(あいぶ)
馬の首などを軽く叩いて、感謝の気持ちを伝えること。レッスンを終えて、下馬するときによく行います。 - 前掻き(まえかき)
馬が、気に入らないことがあるときや、食べ物やおやつをねだるときに、前肢で地面を掻く仕草。 - 入れ込む(いれこむ)
馬が興奮している状態のこと。